石郷岡です。

現在東日本大震災の影響で,全国の企業・家庭がいかに節電を進めていくのか話題になっています。
そこで私がふと疑問に思ったことがあります。
それは,「もし,電力の需要量が供給量を上回ったらどうなるのだろう?」ということです。
上のグラフで100%以上になってしまったときです。
無知な私はこの素朴な疑問を解決するべく,調べてみました。
結論から申しますと,『大規模停電』が起きてしまうそうです。
わかりやすく言うと,
『家庭で電気を使いすぎブレーカーが下りて,急に真っ暗になる』ことと同じことが起きてしまうらしいです。
それが東北電力や東京電力管内だけなのか,日本列島全体なのかはわかりませんが,突然電気の供給が
ストップするみたいです。
このような事態を防ぐために,電力会社は節電を呼びかけるとともに,いざという時の『計画停電』を考えているようです。

計画停電と違って、需要電力が供給電力を上回る大規模停電の場合は、普及に相当の時間がかかります。

 そのメカニズムは、需要が供給を上回ると周波数のずれが生じ、その幅が大きくなると設備の損傷を回避するため、発電や送電設備が作動しなくなったり、破損したりして、大規模停電に至ります。

 つまり,復旧させるためには広範囲の点検整備が必要になり、その範囲を調べるだけで10時間以上、長いと30時間もかかることも有ります。その復旧も考えた停電時間となると2~3日にも及ぶ場合が有ります。電力会社がもっとも警戒する理由がここにあるようです。

いずれにせよ,この夏の『大規模停電』を避けるべく,私たちも協力していきます。
  ※万が一のために,パソコンのバックアップはしておこうと思いました・・・。